書道を始めてすぐ、その楽しさにすっかり夢中になる。ひたすら練習していると、書けないなりにも「あっ、これ、まぁまぁじゃない?」という瞬間がある。字の形がだんだん意識されてくる。字を書くことがだんだん苦にならなくなり、いそいそと練習する。 一字ずつ練習してから清書にかかるのだが、清書がまた難しい。例えば、かなの「りぬるをわかよた」という課題。「『り』はうまくいったけど、『ぬ』の丸める所を失敗した。 … 続きを読む 破門 [書道] #10
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